またしても上げる方法ではなくだけれど、
掃除において、
腰を上げざるを得ない時を利用する。
ボケっとしている上に横着しようとすると、よく失敗して部屋がほっておけない状況になる。
水がたっぷり入ったポット型の浄水器をひっくり返したり、おせんべいを細かく割った後 中身を四方八方ぶちまけたり、トイレのタンクの蓋を閉める際 水道の接続を失敗し 床の手の届かない奥の方を水浸しにしたり 等々。
掃除する気は全くないけれど、ほってはおけない。
このような状況を利用して掃除する。
思いがけず普段掃除しないところを掃除できたりする。一度 始めてしまえば掃除スイッチが入り、ついでにその近くも掃除できたりする。
いつも思うのだけれど、
掃除が終わった後で、自分がやったという現実があまり鮮明には残らないので、「あーきれいだ、誰かがやってくれてありがたい」くらいな気持ちになる。
きっと私は、掃除自体はそんなに嫌いではないのだろうと思う。
ただ、めんどくさがりすぎるだけ。
仕事だったり、世の中責任もってちゃんとやらなきゃいけないことがたくさんあるのに、家に帰って来てまでもやらなければならないことがあるなんて、、、やってられない。
あー掃除が趣味っていう人が羨ましすぎる。
誰かのお言葉で、
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる。」
というものがあるらしい。
掃除に対しての心持ちを変えれば、掃除が(トイレに行ったら手を洗うくらいの)習慣的なものになって、休みの日に掃除をまとめてしなければならない事態から抜け出せ、掃除しなきゃーと思いながらダラダラ動けないでいるいつもの休みの日の過ごし方も変わるかもしれない。そうすると、自分の心からの自由な時間が増え、人生もっと楽しくなるかもしれない。
などなど思ったりする。
そして、この考え方 (+掃除が終わった後の清々しい気持ち) をもとに、重い腰を上げられるかもしれない。